お餅について

お正月が終わり、はや2週間が経とうとしています。お正月に食べきれなかったお餅がまだ残っているという方も多いのではないでしょうか。

そんなみんな大好き「お餅」ですが、お年寄りには危険な食べ物として知られています。「喉つめるよ」と言われたこともあると思います。

実際に老人ホームで勤務していたころ、お正月は臨戦態勢でした。医療用の吸引機ももちろん常備しているのですが、お餅が詰まったときは吸引力が足りません。そこで、掃除機の先端を改造し、即席吸引機を作ります。(あくまで個人の感想です)

 そもそも、そこまでして食べてもらう必要があるの?という意見もあるのですが、やはり昔からの習慣で食べているものは食べたいですよね。だから提供するときには、小さく切ったり、粘りすぎないように工夫したりしますが、やはり詰まるときは詰まります。

 実際に掃除機吸引機は何年に1回の出動ですが、準備しておかないと命に係わることになります。お餅が詰まると見事に気道が完全にふさがることが多いです。なので、取り出しまでに時間がかかると本当にヤバイことになります。

 もしご家庭で、同じようにお餅を要介護者に提供しようとすれば、トイレットペーパーの芯や、ラップの芯を掃除機の先端にガムテープで止めて準備してください。

 いざとなれば、芯の先を口の中にいれてスイッチオンで、すぐに取れます。(吸引中は息ができないので注意です)  食べたいものを食べる幸せを味わっていただきたい。介護のだいご味かなと思います。(実は看護師といつも喧嘩していました…)