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認知症徘徊に備える - 認知症の徘徊対策GPS「iTSUMO(いつも)」|介護保険適用


認知症徘徊に備える

ご家族が認知症になる確率は2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人、全日本国民に換算すると、17人に1人が認知症を発症すると考えられています。この数字わかりやすくすると、本人・配偶者・子供2人の4人家族で両親が健在で、本人・配偶者共に兄弟1名、それぞれ4人家族 で18名になり、つまり、両親のどちらかが認知症を発症する確率が高いという事になります。それだけ身近なことであるという事です。

認知症で徘徊の症状が出る確率

徘徊の症状が出る確率ですが、こちらは具体的な数字はありませんが、警察に届けが出される保護願の年間件数が18,000件であることから、警察に保護される程度(重度)の症状が出る確率が、全国民の約400人に1人という計算になります。町内会で1名おられるかなという程度だと思います。

この数字、多いと取るか少ないと取るか人それぞれだと思いますが、実際に警察のお世話になっていないものの徘徊でお困りの方はおそらくその10倍以上 20万人はおられると考えられます。
そうすると計算が変わってきます。なんと35人に1人になります。そうすると、隣近所で1名おられるくらいの計算になります。

認知症で徘徊の症状が出る確率を考える男性のイラスト
認知症徘徊の必要性を感じて専門家を家に招いているイラスト

徘徊に備えていく必要性

徘徊についても身近な問題として、備えていく必要があるという事です。
なぜなら、認知症を発症しても治療薬はなく現代の医療では治ることはありませんが、研究がかなり進んだことで、穏やかに過ごしながら徐々に進行していき、天寿を全うされる方もかなり増えてきました。
それは、認知症=すべてわからなくなる というものではなく、本人もご家族も認知症とうまく付き合う方法が研究されているからです。
しかし、徘徊に関しては、これまでとても難しい問題の一つでした。認知症の介護では寄り添う事が一番の薬になるのですが、現実的に徘徊に寄り添うというのは、探偵のように尾行するという意味であったり、常に行動を見守っていないと、見失う事でご本人が不安になるなど、より症状が進行してしまう危険もはらんでおり、見守り介護を続けていくというのは忍耐の必要なことだったのです。

見守り以外にできること

ご本人の徘徊の目的を把握

なぜ外出するのか、例えば、仕事をしていた時のことを思い出して出勤しようとしていたり、単に天気がいいので散歩に出たい、生家に帰ろうとしていたり、など徘徊をするのにも目的があります。その目的を日々の会話やご本人の行動、また過去の生活歴などから推測して把握すると、出かける時間帯が見えてきたり、お迎えに行った時にご本人にかける声のかけ方など、介護の方法がグレードアップし、その結果ご本人も安心され徘徊が少なくなる方もあります。

地域コミュニティとの連携

以前は認知症は「隠すもの」という風潮がありました。それは「知らないもの=怖いもの」という感覚からでした。しかし今は認知症のことがかなり解明されており、怖いものではなく、地域で見守るべきという社会になりつつあります。
いざ、居場所が分からないとなったときに地域の人に知っておいてもらうことはとても重要で、ご近所さん、デイサービスの職員さんやケアマネジャーさん、民生委員さんなど日頃から連携をしておきましょう。

趣味や仕事などできることはしてもらう

認知症で徘徊をしているからといって何もしない(してもらわない)と体力や脳の働きもどんどんと低下していきます。程度にもよりますが、ご本人さんがしたいことや手伝ってもらえることなどできることはしてもらいましょう。
特に、過去に身につけたスキルは忘れにくいもので、例えば畑仕事や縫物など若い人に指導ができるレベルという方もたくさんおられます。
「すごい」と言われると気分が良いのは認知症になっても同じです。ぜひそういう隠れたスキルを発掘してください。

外出など運動を積極的に

ご高齢になると筋力の衰えが早い傾向があります。また、躓きやすくなったり、骨折の可能性も高くなります。
日ごろから運動は意識をしないとできません。そこで、「徘徊」を「散歩」と捉え、健康維持のために歩いているのだと理解し、可能な時は一緒に散歩を楽しんでください。そのことが脳の刺激にもなりますし、良い介護関係を気付くチャンスかもしれません。(万が一はぐれた時に備え、必ずiTSUMOは携帯してくださいね)

祖父と孫が仲良く散歩しているイラスト
祖母と孫が仲良く散歩しているイラスト

生活のリズムを整える

早く起きすぎたり、逆に寝るのが遅すぎたり、食事の時間が毎日バラバラになったりすると時間の感覚がおかしくなってしまいます。できる限り生活のリズムを整えてあげてください。
簡単な方法は、寝室のカーテンを遮光にして起床時間に開けることで、朝の光が急激に入ることで脳が朝と認識し起きようとします。
逆に夜は常夜灯程度にして、できるだけ暗い状況を作ってください。

介護サービスの活用

認知症になると出不精になり、人に会う事も億劫になりがちです。しかし、ある程度の刺激は必要なので、デイサービスなどの介護サービスを活用することをオススメします。ただ、どこでもよいわけではなく、ご本人に合う場所を探してあげてください。
サービス利用中は、ご家族は介護から解放される時間です。その時間だけはご本人の事を忘れて、やりたいことを思いっきり楽しんでください。介護を長く続けるにはこういう息抜きの時間が必ず必要です。

行方不明になった場合は速やかに警察に届け出を出す

もし、居場所が分からなくなった場合は、迷わず警察に届けを出して居場所を探す協力をしてもらいましょう。
iTSUMOがあれば大丈夫 と思われるかもしれませんが、電池が切れていたり、所持していないという状況はあり得ます。日ごろiTSUMOに慣れていると逆にパニックになってしまうこともあります。

ご家族のメンタルケア

認知症の症状は徘徊もそうですが、ご家族からすれば「なぜ?」という事が多く、不安感からご本人にきつく当たってしまうということがあります。認知症ケアでは、決して怒らず、怒鳴らず、優しくご本人さんのお話を聞いてあげてください。と言われますが、それは、ご家族に余裕があればこそです。
介護サービスも上手に活用しながら、ご自身・ご家族のメンタルケアをしっかりと行ってください。

認知症徘徊に対する備え

認知症専門医への受診

認知症かなと少しでも感じたら、専門医を受診しましょう。特に問題がなければそれでいいですし、もし認知症の傾向があるなら専門医がどうすべきかを教えてくれます。
認知症は現代の医療ではまだ治ることはありませんが、進行遅らせることは可能になっています。なにより、もやもやをはっきりさせ、認知症と向き合うことが大事です。

要介護認定

要介護認定を受けると介護保険を利用して介護サービスや介護用品のレンタルなどができるようになりますが、何より、担当ケアマネジャーがつくことで、専門的な相談を聞いてもらう事ができます。
介護で一番よくないことは「一人で抱え込む」ことです。まず相談できる「誰か」を見つけることが大事なのですが、ケアマネジャーがその役割になる場合が多いです。

徘徊に気づく仕組みづくり

ある日突然徘徊して警察に保護されて・・・とお問い合わせがあるのですが、何か兆候はあるはずです。本当に突然と感じているのなら、それだけかかわりが薄かったという事です。
家族間のコミュニケーションはとても大事で、なんとなく・・・と感じたときにできるだけ早く対応することが大切で、認知症かも?徘徊かも?というアンテナを伸ばしていることが、早期発見につながり、良好な介護関係を築くスタートになります。

持ち物や衣服に名前を書く

居場所が分からなくなった時にご本人確認されやすいように持ち物や衣服などに名前を書いておくと警察が捜してくれた時など見つかりやすくなります。財布に名前と連絡先を書いたメモなどを入れていらっしゃる方も多いです。
ただ、衣服の外側に貼り付けたり、誰にでもわかるようにしていると犯罪に巻き込まれる恐れもあり、また、人権の観点からもおススメできません。さりげなくお願いします。

市役所で行っているSOSネットワークなどに登録する

地域ぐるみで見守りを実施しているSOSネットワークシステム(各自治体で呼び名は異なります)に積極的に登録しましょう。警察だけでなく、地域の関連団体が協力してくれますので、速やかに発見、保護してくれる可能性が高くなります。
また、平素から気にかけてもらえることで、一人で介護しているという感覚(抱え込み)が薄れ、介護のストレス軽減にもつながります。

認知症のある生活に備える手引きを読んでおく

公益社団法人 認知症の人と家族の会が発行している「認知症のある生活に備える手引き」を読んで知識を身につけておくのも良いでしょう。認知症家族支援ガイドとなっています。認知症のことについて詳しく案内していますので、色々と新たな発見ができるかもしません。「認知症のある生活に備える手引き」はサイトから無料でダウンロードが可能です。

認知症徘徊に備えて医師に話を聞いているイラスト
認知症徘徊に備えて要介護認定してもらっているイラスト
認知症徘徊に備えてiTSUMOのGPSの説明を聞いているイラスト

iTSUMOのGPSは見守り介護をロボットに任せることで、「散歩」が「徘徊」にかわったタイミングでお迎えに行け、ご本人のリスク・ご家族のリスクも低減できるものになっています。
残念ながら、介護や認知症、徘徊について事前に勉強される方は少ないのが現状です。しかし、いざ「困った」という時に「知っている」か「知らない」かはとても大きな差になります。ぜひ、この機会に先に知識を身につけていただければと思います。


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