月別アーカイブ: 2020年6月

ユニフォームについて

介護職員さんのユニフォームってパステルカラーが多いんです。昔はねユニフォーム業界も見向きもしてくれず、みんなダサいジャージでしたよ。

さて、ユニフォームを着るメリット・デメリットが介護の業界ではあり、メリットは職員が来ていく服を気にしなくていいなんてものではなく、菌の持ち込み対策として、消毒などに対応しているユニフォームが多いんです。ユニフォームがカッコいいから就職先を選ぶというところまでまだないと思いますが、将来的にそうあってほしいですね。

デメリットは、ご利用者が職員が同じに見えてしまうことです。そこで、何かしらの自己アピールを考えるわけです。学生服を改造したでしょ?あれと一緒です。ただし、介護の場面では規則違反ではなく、是非みなさんそうして欲しいですね。

ご利用者と服装のことで話が盛り上がることもしばしばです。

私は当時ずっと赤い靴を選んではいていました。そうすると、みなさん「いい色ね」と話しかけてくださいます。きっと話しかけるきっかけになっていたんだと思います。

そんな視点で施設見るものおもしろいですよ。

消毒について

消毒といえばアルコールのイメージ(飲むほうも?)が強いですが、アルコールで死なないやつらもいます。それがノロウィルスです。発症すると嘔吐と下痢を繰り返します。そして、その吐しゃ物からまた飛散してほかの人の体内に入るという非常に厄介なやつです。このノロウィルスに対して有効なのが次亜塩素酸ナトリウム(塩素)ですね。キッチンハイターです。(洗濯用のハイターは違いますからね)

普段からハイター溶液でいろんなところを拭いていればノロウィルス対策ができるのですが、これがまたクセの強い液体で、揮発性が高いので作り置きには適していない。物の表面を変色させる(手すりなど表面が白くなってきます)。飲んだらヤバイ(ただし食品添加物なので、大量の水で薄めればなんとか)など

介護の場面では、高齢者が間違って飲まないような工夫と、毎日使用するというより、必要な時にはさっと取り出せて、さっと使える工夫が必要です。(作り置きはできませんが)  このように、消毒薬それぞれに得意不得意があり、万能はありません。つまり、勉強するしかないですね・・・残念ながら。

感染症について

高齢者にとって感染症はガンに匹敵するほどに命に直結します。どうしても抵抗力が低下してしまいますので、その対策が重要なわけです。

しかも、緑膿菌や黄色ブドウ球菌などの本来ほとんど害のない菌が原因となる感染症が死因になっているケースも多く、どこまで対策すればいいのか・・・。と現場は悩むところです。

インフルエンザやノロウィルスなど、季節的なもので感染力が強いものは時期を決めて徹底的に対策し、それ以外の時期はスタンダードプリコーション(標準予防策)という基本的には「かもしれない運転」で予防します。

感染しない方法は、感染源を断つ・感染経路を断つ・免疫力を上げると言われます。

特に、免疫力を上げることが難しいけど大事なポイントです。最近の研究で笑いが免疫力を上げることが証明されました。  いい介護は笑顔になります。笑顔は免疫力を上げて、健康になります。健康は長生きの秘訣ですから、みんなで笑って介護できる環境が大切です。(それが難しい・・・)

ご家族について

介護保険制度は自立支援という概念が根底にあり、あまり家族を重視していない法律なんです。でも、実際の介護では、家族の影響力は絶大で、それは良くも悪くも絶大なんです。われわれ専門家からすると、良いほうに絶大であってほしいのですが、なかなかうまくいかないもので・・・。では、どうすればいいのか

一番は「距離感」だと思います。介護が必要になるとどうしてもご本人との距離感が近くなります。そりゃそうです。介護するということは体に触れたり、指示をしたりするわけですから。それは、介護前の親子関係の距離感と比較すると近すぎるのです。

では、どうすればいいのか、放置するわけにはもちろんいきません。そこで登場するのが専門家(プロ)です。介護はプロの手を借りていい距離感をプロデュースしてもらってください。

私がグループホームにいたころ、認知症の症状が進行し、在宅での介護が難しくなり、疲弊した親子が門をたたいてこられます。その親子関係は見るに見かねるくらいギスギスしています。

入所後、われわれが務めて行うことは、ご本人を理解し、ご本人との距離感を縮め、笑顔を引き出します。
それと同時に、ご家族にアプローチし、ご本人の現在ではなく、昔話などを積極的に聞きます。そうするとご家族も少しずつ感情が戻ってきて、優しい顔に変わってきます。
数か月後には良好な親子関係に戻り、外出を楽しまれたり、外泊や逆に日曜日の昼間にご利用者のお部屋で一緒に昼寝をされていたり・・・。そういう光景が一番やりがいにつながります。

大和郡山市の認知症高齢者等見守りGPS機器利用助成事業に採用

iTSUMOはGPSでの徘徊対策として、大和郡山市の認知症高齢者等見守りGPS機器利用助成事業に採用されています。

GPS機器(iTSUMO)のレンタルについて詳しくは
奈良県大和郡山市のホームページ↓こちら↓をご覧ください。
https://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/fukushi/houkatsu/ninchisho/005949.html
奈良県大和郡山市でGPSでの徘徊対策を考えておられる方は

大和郡山市地域包括ケア推進課 (窓口118番)
大和郡山市役所 (〒639-1198 大和郡山市北郡山町248-4)
電話 0743-53-1151(内線585)
FAX 0743-55-6831
まで是非一度問い合わせてみてください。


もちろん弊社アーバンテックまでお問合せいただきましても大丈夫です。

入浴について

日本人はお風呂が好きですね。もちろんわたしも好きです。でも、介護が必要な状況になると一番億劫になるといっても過言ではないのがお風呂(入浴)です。

なんとなく、これまで見てきた方の印象では「風呂に入らんでも死なない」かな

でも、身体の清潔はとても大切で、厚生労働省は特養などに最低週2回の入浴を義務付けているくらいですから、介護職員さんは一生懸命に「お風呂に入りましょう!」とあの手この手を使ってお誘いをするわけです。介護施設では、毎日、入りたくないご利用者と入ってほしい職員の戦いが勃発しているわけです。

介護職員の視点で言えば、入浴はチャンスなんです。まずはご利用者の全身状況を確認できるということ。(在宅の場合は虐待のあざなどを発見することもあり)次に、汚れた衣服を確認・交換できること(汚れ具合でADLの低下状況などが確認できる)、そして一番はやはり、お風呂での会話ですね。職員は服を着ているのですが、一応裸のお付き合いなので、いろんな話をたくさんしてくださいます。これを読んでくださっている方は、お風呂嫌いって言わないでくださいね

小規模多機能について

比較的新しい事業で、まだまだご存じでない方が多いのではないでしょうか。小規模多機能型居宅介護(しょうきぼたきのうがたきょたくかいご)という噛みそうな名前が本名です。どんな事業かといえば、これがおそらく介護保険史上最高のサービスです(ご利用者にとっては)気になるカッコ書きですが、これは運営側の問題なのでちょっと置いておきます。

ご利用の条件は、お住いの市区町村にある小規模多機能しか利用できません。地域密着型サービスというものです。その他は要介護認定を受けていれば要支援1から要介護5まで利用できます。

サービス内容は、通い・訪問・泊りを必要に応じて組み合わせて利用します。

つまり、施設の都合を無視した書き方をすると、いつでもデイサービスに行けて、いつでもヘルパーさんが来てくれ、いつでもショートステイができるサービスです。スタッフは基本的に同じ職員がローテーションしますので、顔見知りの職員さんに対応してもらえます。

しかも、利用料金は月額固定です。(食費や部屋代、福祉用具などは別途かかります)

もちろん、施設を利用するにあたっては、ほかのご利用者との調整や、職員の数に限りがあるので、希望通りにサービスが受けられるかどうかはわかりません。ただ、まだまだ知られていない施設なので、比較的空きがある施設が多いようですので一度調べてみられてはいかがでしょうか。

ケアマネジャーについて

介護保険制度のキーパーソンであり、鉛筆1本で仕事をする(怒られる?)唯一のホワイトワーカー(また怒られる?)です。

その業務内容は一般の方はあまりご存じないと思いますが、そりゃ壮絶です。

わたしも実は端くれですが、絶対にもう一度やりたくない仕事です。だから世の中のケアマネジャーさんを本当に尊敬しています。

何が大変なのか、そんなこと一言では言い表せませんが、40人の担当ご利用者がいて、40人の方にはそれぞれご家族がいて、その関係性を良好に保つ努力が常に必要で、それぞれに適切な介護サービスを調整して、行政や、病院など連携する機関がたくさんあって、すべて書類にきれいにわかりやすくまとめる必要があり、それを会議を招集して全員に周知してチームを作り、うまく動いているかの確認を行い、また修正して会議して・・・。とまあこんな感じです。

ぜひ、ご担当されているケアマネジャーさんがおられる方は、ねぎらってあげてください。

それでいて、高給取りか?というとそんなこともなく・・・皆さん本当にいい人だからこの国は支えられているんだよ!と上を向いて言いましょう。

ただ、ご利用者の側の方にはくれぐれも言いたいことは、ケアマネジャーも「人」です。相性が悪い場合は絶対にあります。そんな時は遠慮せずに担当を変更してください。本人に言いにくい場合、役所へ相談に行ってください。あくまで相性ですから。

テクノエイド協会について

おそらくほとんどの方が聞いたことのない名前だと思います。財団法人テクノエイド協会 何をしているところかというと、福祉用具の流通に関して、完全に自由だとどれが介護保険や支援費(障がい者)なのかわからない、適正な使用ができているかの検討も難しいなどなどあり、便宜上福祉用具専用コードを付けましょう。そのとりまとめ役がテクノエイド協会ですよ、となったわけです。TAIS(タイス)コードと呼ばれるコード番号がすべての福祉用具に付与されることになりました。(JISコードやJASコードのようなものです)、もちろんItsumoも例外ではありません。テクノエイド協会さんからTAISコードを付与されています。

ただ、それ以上の仕事もされていて、福祉用具の貸与(レンタル)・購入に関して、Aという商品はレンタル対象のようです。Bという商品は対象ではないようです。といった目安を表記されているんです。

本来、福祉用具の貸与・販売に関して、商品の選定は各自治体に判断が委ねられており、自治体ごとに必要性を考えて追加、削除してくのですが、この「目安」があることで、「目安」ではなく、「頼み」になっている自治体が多く存在します。 わたしに言わせれば、行政の怠慢なのですが、担当者が数年で交代する自治体では、そういった「目安」が欲しい気持ちもわからなくはないですが・・・。独自に判断できる権限を是非市民サービスのために向けていただきたいものです。