消毒といえばアルコールのイメージ(飲むほうも?)が強いですが、アルコールで死なないやつらもいます。それがノロウィルスです。発症すると嘔吐と下痢を繰り返します。そして、その吐しゃ物からまた飛散してほかの人の体内に入るという非常に厄介なやつです。このノロウィルスに対して有効なのが次亜塩素酸ナトリウム(塩素)ですね。キッチンハイターです。(洗濯用のハイターは違いますからね)
普段からハイター溶液でいろんなところを拭いていればノロウィルス対策ができるのですが、これがまたクセの強い液体で、揮発性が高いので作り置きには適していない。物の表面を変色させる(手すりなど表面が白くなってきます)。飲んだらヤバイ(ただし食品添加物なので、大量の水で薄めればなんとか)など
介護の場面では、高齢者が間違って飲まないような工夫と、毎日使用するというより、必要な時にはさっと取り出せて、さっと使える工夫が必要です。(作り置きはできませんが) このように、消毒薬それぞれに得意不得意があり、万能はありません。つまり、勉強するしかないですね・・・残念ながら。