可動域という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか?リハビリのご経験があればご存じかもしれません。関節などの動かせる範囲のことを言います。本来赤ちゃんの頃の関節はぐにゃぐにゃで、どこまでも?曲がります。それが年を重ねるごとにどんどん狭くなり・・・背中で両手を組めますか?右手が上から 左手が下から できたら逆も。
私は左手が上 右手が下は届きません・・・。
そんな感じで硬くなると、危険がいっぱいです。まず、転倒しやすくなる。咄嗟の動きができなくなります。さらに、可動域の狭くなっている部位の凝りがひどくなります。凝りは万病のもとですから、しっかり体を動かして可動域を広げる必要があるのですが、健常の状態でも狭くなる可動域を要介護の状態になって広げるということがとても難しいということは理解していただけると思います。 リハビリの専門職は日々そんなことを考えているわけです。そこで、最近取り入れられているのが楽しいリハビリです。リハビリというと痛いとか辛いというイメージを持つ方も多く、そうではなく、楽しんでいるうちに体が動くようになった!という魔法のようなプログラムです。私は痛いのが嫌なので、絶対そっちがいいです。