おそらくほとんどの方が聞いたことのない名前だと思います。財団法人テクノエイド協会 何をしているところかというと、福祉用具の流通に関して、完全に自由だとどれが介護保険や支援費(障がい者)なのかわからない、適正な使用ができているかの検討も難しいなどなどあり、便宜上福祉用具専用コードを付けましょう。そのとりまとめ役がテクノエイド協会ですよ、となったわけです。TAIS(タイス)コードと呼ばれるコード番号がすべての福祉用具に付与されることになりました。(JISコードやJASコードのようなものです)、もちろんItsumoも例外ではありません。テクノエイド協会さんからTAISコードを付与されています。
ただ、それ以上の仕事もされていて、福祉用具の貸与(レンタル)・購入に関して、Aという商品はレンタル対象のようです。Bという商品は対象ではないようです。といった目安を表記されているんです。
本来、福祉用具の貸与・販売に関して、商品の選定は各自治体に判断が委ねられており、自治体ごとに必要性を考えて追加、削除してくのですが、この「目安」があることで、「目安」ではなく、「頼み」になっている自治体が多く存在します。 わたしに言わせれば、行政の怠慢なのですが、担当者が数年で交代する自治体では、そういった「目安」が欲しい気持ちもわからなくはないですが・・・。独自に判断できる権限を是非市民サービスのために向けていただきたいものです。