認知症徘徊GPS併用の認知症老人徘徊感知機器のご利用事例44

★奈良県 G様 女性 要介護2
◎介護保険適用
見守り体制:義息子様

今回はケアプランセンターの職員さんの視点から事例を報告させていただきます。

今回、皆さんにご紹介する方は年が明けてすぐに玄関で転倒し、転倒した際に骨折されたのをきっかけに車いす生活となり、ご家族が入所を決められた方の話しです。

僕とご家族が出会ったのが2年前。 

ご本人は優しそうな・物静かな感じの方で、外見からみても「この人が認知症?」「徘徊するの?」と当初思ったぐらいです。

ご本人は1人で住み、ご家族は隣町に住んでいて、仕事終わりに義息子さんが家まで毎日サポートに行かれていました。

そんな義息子さんは機械のことが好きだったので、たった1回の僕からの機械の説明で、ある程度理解されていました。

義息子さんは日に日に機械を扱うのが上達して行ったので、僕はこの「iTSUMO」を借りている間の2年間でご本人が「3回も徘徊されていた」なんて知りもしなかったのです。

昨年の夏、義息子さんがご本人様のお家に向かう車に乗り込む前に位置検索をすると、山のふもとでGPSが示します。何回検索してもずっとその場所を指しつづけます。

いつもと違う行動をしているのがすぐに分かったので不信に思い、急いでその場所に向かうと道端で転んでいる人を発見。それは、ご本人でした。

ご家族いわく、山の方に家があるので「人通りがもともと少ない」「車の通りもない」。でも、

まさか、あんな場所に行くとは・・・。まさか、あんな場所で転んでいるとは・・・。まさか・・・。

そんなことが2年間で3回あったそうです。

他人の僕からこんな話をするのは失礼かと思いましたが、ご本人が好きな家で暮らした家で「1日でも長く在宅生活を送れたのでしょうか?」とストレートに質問をぶつけて聞いて見ました。

ご家族からは、正解かどうかは分からないが「本人にとってこれで良かったと思う」。

ケガをして、入所することになったが「この機械がiTSUMOがあって良かった」。

本人が今も「布団の上で寝れていること」をご家族は感謝しておられました。

今回の話しを聞いて僕が感じたことは、「週1回/月1回/年1回」いつご本人が外出されるかわからないと言うこと。住み慣れた家でケガをする可能性が高いと言うこと。

※特に、お風呂場ですべって転倒される方が多いと思います

高齢者を抱えるご家族の悩みを身に染みて改めて感じました。

色んな選択肢がある中で、最終的に決めるのは「家族」です。

僕の母親も気付けば67歳。 

車の免許はいつ頃を目途に返納するのか。

この先、母親が体調を崩した時に誰が面倒を見るのか。

それとも、母親が体調を崩す前に同居をするのか。

僕は、今の時期から家族と少しずつ話し合っている最中です。

皆さんが経験されている体験談を聞いて、次世代である僕たちが参考にし、また新しい環境を生んでいけると未来は拓けるかもしれません。

引き続き、色んな視点から発信し続けて行きますので、よろしくお願いいたします。

今月も「充電すること」「持ってもらうこと」この2点についてのご協力何卒よろしくお願いします。

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