徘徊(認知症)見守りGPS iTSUMO(いつも) シリーズはおかげさまで、北海道から沖縄まで全国でご利用いただいている実績があります。
しかし、温度差といいますか、ご利用台数には大きなばらつきがあります。
実は都市部で多い徘徊(認知症)見守りGPS iTSUMOのご利用者
都道府県で見ると、大阪府が一番多く、次いで奈良県、福岡県、熊本県、埼玉県、愛知県、神奈川県、東京都、兵庫県という感じです。
これは警察に出される保護願の件数の都道府県順に近く、(奈良県以外)やはりというか、人口の多い県が続きます。
それだけお困りであるということなのだと思うのですが、わたしは、実は人口が比較的少ない田舎の地域も大変なのでは?と考えています。
というのもわたしたちがいる奈良県は大阪府の隣にありますが結構な田舎具合です(奈良県の皆さんごめんなさい)わたしの住むところも村なのですが、やはり徘徊は問題になっており、昨年も1名行方不明から数日後に遺体で発見という事がありました。
徘徊は田舎の方が大変ではないか?
われわれは奈良県では7年前から活動しており、そういう傾向がある人はぜひ!と啓発活動を続けているのですが、まだまだ力不足で救える命が救えていない状況です。
田舎の方では、人通りも少ないですし、山道に入ると本当に誰にも出会わず、わたしなども「怖い」と感じることがあるくらいです。
そんな中徘徊されるときっとパニックになりどんどんいけない方向に進んでしまうのかな・・・と。
そこで、田舎こそiTSUMOがより必要ではないかと考えています。現実として、いまでも山狩りなんかも消防団などが協力して行われているのです。
ぜひ田舎にお住まいのより多くの方にもiTSUMOの可能性に気付いてもらいたいと考えています!
資格:介護福祉士・介護支援専門員・福祉住環境コーディネーター2級
措置時代から介護業界で働き(アラフィフ)、介護保険制度施行後もずっと介護現場に携わってきている。特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・グループホーム・通所介護(デイサービス)・小規模多機能型居宅介護・居宅介護支援(ケアプランセンター)・福祉用具貸与での勤務経験を有し、介護事業所の立ち上げに数件参画。
現在は福祉用具の企画コンサルタントとして、新商品の開発などに携わる傍ら、これまでの介護現場の経験をもとに、介護の楽しさややりがいなどを伝えていきたいと考えている。
研修:認知症介護実践者研修・認知症実践介護リーダー研修・認知症対応型サービス事業管理者研修