福祉用具に関する調査研究及び開発の推進、福祉用具情報の収集及び提供などを行っている財団法人テクノエイド協会の福祉用具情報システムのページで
GPSで見守る認知症の徘徊対策=iTUSMO(いつも) をご紹介いただいております。
http://www.techno-aids.or.jp/WelfareItemDetail.php?RowNo=1&YouguCode1=01660&YouguCode2=000002
ありがとうございます。
年別アーカイブ: 2020年
認知症の徘徊見守りGPS iTSUMOについて問い合わせる
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介護保険について
2000年に介護保険制度が始まり、私は専門学校で「将来、アメリカのように介護も契約の時代が来るよ」と教わりつつ措置時代から介護に携わっていますので、介護保険制度が始まる際にも良し悪しをいろいろと実地で勉強させていただきました。
「措置」から「契約」今では当たり前ですが、当時は画期的でした。私の家に祖母が同居しており、足が悪かったので、家のお風呂に入れなくなりデイサービスをお願いしました。その時も家の中では大ゲンカです。「福祉の世話になるなんて恥だ」と父親。お風呂に入れてあげたいけど家のお風呂では限界の母親。介護の勉強を専門学校でしていたので、福祉サービスには抵抗の少ないわたし。結局父親を説得しデイサービスの申請となったわけですが、市役所で言われたのは「A事業所に月2回、入浴だけで行ってください」でした。え?となりましたが、当時のデイサービスセンターは数が少なく、特に足の悪い祖母などは特浴(機械浴)になるので空きがないとのことでした。
結局それ以外の日は清拭をすることになり、おかげで就職前から熱いお湯には強くなりました。(清拭をする際はどうしてもタオルが冷めるのが早いので熱湯を使って上手に絞るテクニックがあるのです)
介護保険が始まる前に祖母は亡くなり、結局いいサービスを受けさせてあげることはできませんでしたが、おかげでいい勉強をさせていただきました。
今、介護保険が一般的になったことで、それでも利用をためらっておられる方がたくさんいる現状を見るにつけ、いつも当時の我が家のぐちゃぐちゃ感を思い出し、専門職としてどうしたら利用のハードルを下げることができるのかと悩む日々です。
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神奈川県のみんなの訪問看護リハビリステーション様にご紹介いただきました
訪問看護、居宅介護支援、福祉用具レンタル・販売などをされているみんなの訪問看護リハビリステーションさまに去年の12月にGPSで見守る認知症の徘徊対策=iTUSMO(いつも)をご紹介いただきました。
https://minnano-kango.jp/news/%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88in%E6%9D%B1%E6%88%B8%E5%A1%9A2019/
ありがとうございました。
神奈川県横浜市・相模原市、東京都町田市でGPSでの認知症の徘徊の対策を考えている方はみんなの訪問看護リハビリステーションさんまでお問い合わせください。
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高齢化社会について
異論のある方も多いかと思いますが、日本において人口ピラミッドがいびつになった理由は戦争が大きいと思います。戦後の「産めよ増やせよ」が団塊の世代を生み、実はわたしは第2次ベビーブーム世代です。わたしが学生の頃はマンモス校ばかりで、大阪の田舎町でしたが小学校が5クラス、中学校が11クラス、高校(普通の公立)は12クラスでした。しかし、小学校の高学年になると新入生のクラスが減り始めていていました。もちろん就職氷河期ですし、いろいろ競争にもまれて大変な時代だったなあと懐かしく思います。
さて、そういう極端な政策が結局長い年月をかけてしわ寄せがくるわけで、日本よりも大変な状況になるのがお隣中国です。一人っ子政策が長く続き、いわゆる支える人口が圧倒的に少ないのです。高齢化は日本よりは今はましですが、すぐに追い抜き、その後はどうなるのか全く分からない状況です。昔から中国は親を大事にする儒教の思想が強く、これまでは親族が介護を行うのが当たり前という状況でしたが、今や共稼ぎが当たり前で、老人ホームの需要が追い付いていない状況だそうです。 日本においても2050年がピークで高齢化に進んでいるといわれていますが、もしかしたら人口政策って一番大事なんじゃないの?って思います。環境問題・経済問題などいろいろありますが、残された世代がうまく世代をつなぐには人口が一定していることが一番いい状態ではないかと。では日本は何人くらいの人口が適切なんでしょうね???
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愛知県のはぁとる様にご紹介頂きました
愛知県と豊田市と岡崎市で福祉用具の販売やレンタルをされている
福祉住環境のお店「はぁとる」さんのブログにてGPSで見守る認知症の徘徊対策「TSUMO(いつも)」をご紹介頂きました。
https://www.lacrie.biz/magokoro/archives/342
ありがとうございました。
豊田市や岡崎市でGPSでの認知症の徘徊の対策を考えている方ははぁとるさん
までお問い合わせください。
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認知症徘徊GPS併用の認知症老人徘徊感知機器のご利用事例41
先日、利用者様が徘徊され、数日経過した現在も見つかっていないと連絡がありました。
原因としては、ご家族様の判断で寒くなってきたので「外出しないだろう」「充電も必要な時にすればいいだろう」と思われていたそうで、結果、ご本人は何も持たず出られたそうです。
ご家族の皆様にはこのようなことが二度と起こらな
いように以下の三つのことをもう一度再確認いただきますようお願いいたします。
1.ご家族様には機械(iTSUMO)を利用する上で不使用(使い方がわからないや使ったり使わなかったりすること)は絶対に避けてください。
※徘徊はいつ何時起こるか分かりません。
2.代理店様は機械(iTSUMO)を運用していく上で重要な箇所は必ずお伝えする(毎月請求書といっしょに文章でお伝えしている代理店様もございます)
3.代理店様、ご利用者のご家族の間で運用方法を共有する。(代理店のものは言ったが、ご家族の方は知らないという状況が起こらないように注意する)
※言った、知らないと言い合っている時間はあまり意味を持ちません。
「できる事をできる者が対応する」をモットーに我々販売店、代理店様、ご家族の皆様といっしょになってiTSUMOの運用を今よりも更に良いものにしていきましょう。ご協力お願いいたします。
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枚方市のデイサービス ココロステッキ様にご紹介頂きました
枚方市でデイサービスをされているココロステッキさんのブログの中で認知症の徘徊対策としてiTSUMOをご紹介いただきました。ありがとうございます。
https://cocorostick.co.jp/staffblog/post-2136
枚方市でももちろん、介護保険をご利用いただくことができます。
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BPSDについて
昔は「問題行動」と呼ばれていましたが、「誰目線で見た問題なのだ?」ということでBPSD(周辺症状Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)という呼び名に変わりました。具体的には、暴言や暴力、興奮、抑うつ、不眠、昼夜逆転、幻覚、妄想、せん妄、徘徊、もの取られ妄想、弄便、失禁などで発現し、どの行為も介護されているとものすごく大変なことです。
しかし、認知症にはほぼ間違いなく付随してくる行動なので、どうしてこの発言を少なくするかということが介護のキーワードになっているわけです。
では、実際どういう状況でBPSDが発現するかといえば、周りの人・ものなど環境とのかかわりの中でおこります。つまり、かかわりが良好であれば少なくなるものなので、どうかかわるのかが重要なわけです。
優しく介護する 言葉では簡単ですが、実践することは大変難しく、介護の専門家にどうつなぎ、どうサポートを受けていくのか。まずは認知症の理解をもっと広げていかないといけないと思います。
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福祉用具について
介護保険制度の中で異色の存在が福祉用具です。介護保険制度中唯一価格の決定権が事業者にあり、選定の決定権が自治体にあるということから、地域差がすごく大きく出るサービスになっています。ただ、この部分が少し事情が変わりつつあり、介護保険の財政難と、一部業者が不当に高額請求をしていた事実があり、平均価格や上限価格が設定されるようになりました。
福祉用具でよく知られているのは車いすやベッドでしょうか。ポータブルトイレやおむつなんかも福祉用具になります。ただ、介護保険制度上では、繰り返しの使用(利用者が変わっても)ができるものはレンタル、繰り返しが難しいものは販売、それ以外の消耗品などは介護保険適用外と規定されています。ですので、福祉用具はすべて介護保険でというわけではないのです。なんかややこしいでしょう?そこで、福祉用具の専門家がおり、ご利用者に合わせてチョイスする。それが福祉用具店さんです。
ちなみにiTSUMOは福祉用具では徘徊感知機器というジャンルになり、レンタルの対象です。お使いのご希望があれば、ご家族とケアマネジャーさんとお近くの福祉用具店さんがご相談されて、取り付け・説明・サポートを福祉用具店さんがしてくれます。
むかし、あなたのまちの電気屋さんってCMがありましたが(知らない?)福祉用具店さんはそんなイメージで、家で介護をされるときには、お付き合いされるとなにかと助かりますよ!
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徘徊について
徘徊ということばを使用しないキャンペーンが広がっています。
私もこの言葉は嫌いです。あてもなくウロウロするという意味ですので、事実とは違っているのです。認知症の方が外出をされるのには「必ず」理由があります。理由の大小はあるでしょうが、「目的のある外出」であることには違いないのです。
そして外出した後に、その目的を忘れてしまい目的地に達することもできない、家に帰ることもできない 状態になっているということです。
一方、ご家族など介護されている方からの視点で見ると、「徘徊」以外の何ものでもないわけです。外出したら帰ってこないわけですから・・・。でも、居場所がわかれば?「徘徊」ではなく「散歩」に変わるのではないでしょうか?お迎えに行くことができますから。
では何て呼ぶとよいか・・・。これがまた難しい
良い呼び名が決まればいいなと思います。
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認知症徘徊感知機器って
認知症徘徊感知機器という言葉を聞いたことがあるでしょうか。このコラムを読んでくださっている方の中でもご存じない方も多いと思います。福祉用具の中で一番マイナーな機器で、iTSUMOも認知症徘徊感知機器になります。
以前、愛知県で起こった鉄道事故で、最高裁判決までもつれて結局無罪で落ち着いた案件は記憶にある方も多いと思います。あの案件でも実はこの認知症徘徊感知機器を使用されていました。でも、玄関の出入りに反応、頻繁に作動することでご家族がうんざりして電源を抜いていたのだそうです。そんな経緯がありこのご利用者は一人で線路に入り衝突事故が起こったということです。
さて、ここで問題は、認知症徘徊感知機器が機能していないということです。もしGPS型の機器であったら・・・もし踏切の手前で警告があれば・・・もし遠方のご家族にも警告が行っていれば・・・などなど
実は、介護保険制度は2000年から始まりましたが、家の外へ出た時の想定がなく、介護保険では家の外での介護は認められていないのです。 今、高齢者の徘徊が社会の問題としてこれだけ大きくなってきており、今後法律の改正も視野に検討していただきたいです。