医師という存在

老人ホームで勤務をしていると「神」が存在します。いや宗教の話ではなくて、この人の言うことならだれもが聞きますよ。という存在、それが「医師」です。

ある日、どうしてもお風呂に入っていただけないおばあちゃんがいて、スタッフ全員が困り果てていました。そこで、嘱託医にお願いして説得していただこうとすると、私たちに向ける顔とは明らかに違ったいい顔で「はい、わかりました!」って 気持ちよくお風呂に入り、えらく長湯をした後に「あー気持ちよかった」って 全員ずっこけました。

医師というのは特に昔の人にとってはまさに「神」だったんだろうなと改めて思います。身近にいる存在ではないですし、特に昔の医師はぶっきらぼうで偉そうで知らない言葉を話す人(多分ドイツ語)という印象ですから(おこられる)現代の医師はそういう意味ではすごく身近な存在になってきました。われわれとしてはとてもありがたいことです。ただ「神通力」がなくならないように威厳は保ってくださいね。