認知症の徘徊見守りGPSのご利用事例57

★奈良県F・K様 女性 要介護3
◎介護保険適用
見守り体制:ご家族様
GPSの取り付け位置:お守りに入れています。

今年の奈良県の2月はいつもよりもかなり寒かったのですが、雨が少なく晴れた日がすごく多い印象でした。
通常は冬の間「散歩」は減少するのですが、晴れた日に出かけられる方が意外と多かったです。

ある日、ご家族から「まだ家には戻って来れているけど、認知症のお母さんの外出頻度が増えているので、万が一に備えiTSUMOをレンタルしたい」との連絡がありました。

説明に伺うと、機械に強そうな30代ぐらいの息子さんが立ち会って聞いていただけました。
それから1週間後、事件が起こりました。

お母さんが散歩をしている最中に疲れたので、バス停のベンチで休憩をしていたようで、そこに運悪くバスがやって来て、なんとお母さんはそのバスに乗車してしまいました。

バスの行先きは県南部の「吉野行き」。かなり山間部でドコモの電波も届くのか?という地域です。

その頃、ちょうど息子さんが夕方仕事を終え、たまたまiTSUMOの位置検索をしたそうです。

すると、お母さんは家からどんどん遠ざかり山の中へ進んで行きます。

驚いたのは、この後の息子さんの行動でした。
息子さんは、先に予測して吉野方面の地元の警察に連絡されたのです。

この時点で、まだバスの運転手さんはお母さんが認知症であると気付いていません。
息子さんの迅速な対応で、お母さんは先回りしていた警察にバス停で無事保護されました。

バスの運転手さんは、「なにが起こったのか」「なぜ警察がこんなに来ているのか」「なぜ自分が呼び止められたのか」訳が分からなかったでしょうね(笑)
今だから「笑える」話しで良かったです。

もちろん、息子さんのファインプレーではありますが、陰でご家族が忘れず充電をしてくれていたことが無ければ、息子さんもこんなに冷静ではいられなかったと僕は思うので、役割分担を決めていた家族の皆さんに感謝です。

その後はバス会社でも情報の共有を行っていただけました。

バスに乗ってしまってもiTSUMOがあれば大丈夫