月別アーカイブ: 2023年9月

介護の将来について

介護のイメージ 今と昔

世界的に高齢化が進み「介護(care)」という言葉が一般的になりました。
わたしが就職した時には「なんでボランティアみたいなことをするんや」と言われたものですが。
もちろん当時と今では、介護の質が全く違います。アナログな部分はまだまだ多く、進化の余地は残されていますが、それでもきちんと「人」を見る介護に変貌したといってもいいと思います。

これからの介護はどうなっていくのか?

さて、今後どのように介護が変わっていくのか・・・まず、人口減少は止まることがないと考えてよいと思うので、介護に携わる人の数も減少すると思われます。
そうすると、省力化、ロボット技術、AIなんかがもっと参入して、人間がしなければいけない部分以外のことは機械に任せるという風になると思います。
介護保険適用認知症徘徊(見守り)感知機器iTSUMOもこの流れです。
また、介護される側にも変化があると思います。つまり、ロボットやAIを駆使することで、要介護状態になりにくいように、そして介護も自分で操作できるようになれば、自分のことは自分でできる(セルフケア)割合が増え、実際に介護士が減少しても対応できるようになるのではないでしょうか。
つまり、高齢者は電子デバイスで健康管理を常に行っており、朝起きたら移乗支援機器で車いすに移乗し、AI冷蔵庫から朝食分の食材がAI電子レンジに運ばれ、自動調理される。
車いすで食卓に行くと、ロボットメイドが調理済み食材を食卓に運んでいる。
買い物は宅配、レジャーはVR、移動は自動運転、洗濯は自動で乾燥・たたみ・・・とほぼ今ある技術をつなげていくと実現可能な社会が見えてきます。
堕落した生活にも見えてしまいますが・・・あくまでできないことの支援だけを行う生活リハビリプログラムがAIに組み込まれていればいいのかもしれないですね。
そのころにはiTSUMOは役割を終えているように思いますが・・・

介護をより良くするために

きっと、「将来の介護はこういう風になりますよ」と示していくことで、メーカーさんもそういう事ならこういう技術はどうですか?と新技術の開発をして、結果実現していく。
そんな気がします。ですので、このようなコラムもそんな役に立てたらうれしいなと思いながら書いています。
ニュースなどを見ていると、悲観的な将来像が多い中で、明るい将来像を示していくことが大事じゃないかと思います。
ロボットが介護をしているイメージ

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    グループホーム

    グループホーム事業の呼称の変遷

    その昔1997年に「痴呆対応型老人共同生活援助事業」として制度化され、介護保険制度が始まり2000年に「痴呆対応型共同生活介護」と変わり、「痴呆」から「認知症」に呼び名が変わったタイミングで「認知症対応型共同生活介護」と変わりました。

    グループホームの雰囲気

    認知症の方ばかりが生活している場所ってどんなところ?と思われるかもしれませんが、職員がサポートしますので、苦手な部分はケアしながら、ご利用者は自分の役割をもって、楽しく生活されています。
    わたしはいろんな事業を経験させていただきましたが、グループホームが一番性格にあっていたように思います。一言でいうと「のんびりした空気感」なんです。
    職員はもちろん直接介護以外にも業務がありますから、のんびりというわけではありませんが、ご利用者と会話をしながら平和な一日が過ぎていく・・・。これは伝わらんな(^^;)・・・。
    ともかく、ご利用者の人数も9名1ユニットなので、比較的少人数で、職員も日中の出勤者が3人とかなので、みんなで助け合いながら家族のような雰囲気で毎日過ごします。
    ・・・とこれは、そういう空気感が出来上がったあとのグループホームです。そうなるまでのグループホームは結構シビアな雰囲気です。

    介護をプロに任せると

    グループホームに入居されるご利用者は「ほぼ」在宅生活をされていた方で「ほぼ」認知症の進行からご家族との関係が悪くなり、ギスギスした家族環境のまま入居されます。
    われわれ職員は、入居されたその日から、この家族環境の修復を長期目標に立て、そのために短期目標として、ご利用者の笑顔を取り戻すことを最重要と位置付け、超積極的アプローチを行います。
    しかし、実際に落ち着いた状況になるまでにはいろんなことが起こります。徘徊され施設から知らない間に出てしまう方もおられました。当時はiTSUMOなどの認知症の徘徊を見守るGPS機器もありませんでしたから、山狩りをしたこともあります。
    そんなこんなのすったもんだの末、ご利用者に少し余裕が見えるようになると、面会に来られたご家族に少しずつ変化が見られます。
    介護をプロに任せるというのはこういうことで、ご家族は以前のような良好な家族関係で面会にきていただければそれで良いのです。
    なかには、家族関係が修復したことで在宅復帰された方もおられます。それはそれはうれしい瞬間でした。

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