以前このコラムで「良い介護施設の選び方」として2回紹介させていただきました。
しかし、この「良い」という基準が人それぞれあるので、なかなか難しいのです。
理想の話をするなら、全国津々浦々の施設を巡り、自分に合う施設を探すことですが、実際には、不可能です。
そこで、現実には近所の施設を1つか2つ見学に行って決めているというのが現状です。
インターネットで介護施設を探す時代に
そこで、ご紹介したいのが「施設の紹介サイト」です。最近では車の査定や引っ越しでも見積もりサイトを使うのが当たり前になってきているように、施設選びでもこういったサイトを積極的に利用して情報を収集し、見学する施設を絞っていくという賢い選び方がおススメです。
ただ、相談をする相手が親身になって考えてくれるかなど不安も多いと思います。
そこでおススメするサイトが「スマートシニア」です。
介護・福祉の国家資格を持ったコンシェルジュが無料でサポートしてくれ、最短3分でおススメ施設を紹介してくれます。現在は関東地域の施設に対応しているようですが、今後、全国に広がってくれたらいいなと期待しています。
例えば、「息子の家近くがいい」「海が見える施設」「医療設備が充実している」「金額がリーズナブル」など様々なご希望があると思います。そのすべてを伝えて、希望通りの施設を探してください。
介護施設の見学が決まったら
そして、見学先が決まったら以前のコラム「良い介護施設の選び方」もぜひ参考になさってください。
↓過去の関連記事はこちら↓
良い施設の選び方 >
良い施設の選び方2 >
そして少なくとも以下の点は確認してみてください。
- 見学をいつでも受け付けてくれるか(責任者以外が対応できるか)
- 異臭がしないか(消毒臭や便臭など)
- 利用者がおしゃれか(汚れた服を着ていないか)
施設選びは若いころの仮住まいと違い、終の棲家になる可能性もある場所選びです。
まずはたくさんの情報を集め、そこから絞り込んで自分にピッタリの施設を探してください。
あなたの“想い”に寄り添うコンシェルジュサービス「スマートシニア」。
想いと希望のライフスタイルを選ぶと、あなたに合った「施設選びのポイント」を、かんたん3分で診断できます。
介護・福祉の国家資格を持ったコンシェルジュが無料でサポートいたします。
資格:介護福祉士・介護支援専門員・福祉住環境コーディネーター2級
措置時代から介護業界で働き(アラフィフ)、介護保険制度施行後もずっと介護現場に携わってきている。特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・グループホーム・通所介護(デイサービス)・小規模多機能型居宅介護・居宅介護支援(ケアプランセンター)・福祉用具貸与での勤務経験を有し、介護事業所の立ち上げに数件参画。
現在は福祉用具の企画コンサルタントとして、新商品の開発などに携わる傍ら、これまでの介護現場の経験をもとに、介護の楽しさややりがいなどを伝えていきたいと考えている。
研修:認知症介護実践者研修・認知症実践介護リーダー研修・認知症対応型サービス事業管理者研修