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HCR国際福祉機器展にiTSUMOの出展が決定!

2021年11月10日(水)~12日(金)まで東京ビックサイトで開かれるHCR国際福祉機器展に認知症の徘徊対策GPS「iTSUMO」の出展が決まりました。

ご興味がおありの方は是非ご来場ください。
HCR国際福祉機器展の公式サイトはこちら→https://hcr.or.jp/

認知症の徘徊対策GPSのご利用事例53

★大阪県K・K様 男性 要介護2
◎介護保険適用
見守り体制:奥様

ご本人は、月に2~3度家に帰れない日があり、靴を履かずスリッパを履いて外に出てしまうこともあるとのことでした。

ご家族とケアマネさんは、靴にiTSUMOを取付けるのが良いのではないかと言われましたが、スリッパで外に出られることもあるという事が気になり、それに、昔ながらの純和風な大きな一軒家で、出入口が5か所もありました・・・。

そこで、この状況では、靴やスリッパに取り付けることは難しいと判断しお伝えしました。
何か違う方法でiTSUMOを所持してもらえるものはないか探し、ご本人の服を準備されているのは奥さんなのかご自分で選ばれているのかどちらか?と。
奥さんが毎朝服を選んで、それをご本人が着られると言われたので、それなら「iTSUMOをお守り袋に入れてズボンのベルト穴」に引っ掛けるのはどうかと提案しました。

それまで表情のさえなかった奥さんが、見る見る顔色が変わり、これなら行けるかもしれないと表情も発言も前向きになられたので、まずは、お守り袋だけズボンに取付けて、1週間~2週間様子を見ましょうとアドバイスをしました。

もし、ご本人がお守り袋を気にならないようなら次の段階でiTSUMOを持ってもらえる可能性が高いのではないかと。

そして、1週間後

ご本人が朝起きる前に、奥さんがお守り袋をズボンにくくり付け、そのズボンをご本人に履いてもらう方法でしたが、特に気にされず外そうとされることもありませんでした。

そこで、いよいお守り袋にiTSUMOを入れて様子を伺いました。少し日が経ち、奥さんから連絡がありました。お守り袋の紐が「紫色」だったのが突然イヤになったそうです。

そこで、奥さんは、ご本人と2人で100円ショップに行き、ご本人に紐の色・紐の長さ・紐の柄などご自身で決めて選んでもらったそうです。すると、そこからは機嫌よくお守り袋を1日も欠かすことなく持って外へ出てくれているとのこと。

初めて出会った時の不安だった奥さんの表情は、いまではやわらかい笑顔に変化し、ご本人もご機嫌でお散歩を続けておられます。

認知症の徘徊対策GPSのご利用事例53の画像

認知症の徘徊対策GPSのご利用事例52

★奈良県A・H様 男性 要介護2
◎介護保険適用
見守り体制:奥様

若年性アルツハイマー型認知症でiTSUMOのご利用開始されました。初回のご訪問時、ご自宅へ伺うと、ご本人やご家族がとてもにこやかで、笑いに溢れ、全くと言っていいほど思い詰めた環境ではないことに驚きました。
奥さんは、旦那さんが「認知症」になったからと言って環境はできるだけ変えず、できる限り本人の意思を尊重してあげたいとのこと。素晴らしいと思いました。

iTSUMOの説明は、ご夫婦2人で聞いていただき、旦那さんにも直接「充電すること」「持ってもらうこと」この2点についての重要性を伝えました。
感触としては、「思っていたより上手くGPSを使えそうだ」「充電もしてくれそうだ」と思っていたのですが・・・

説明に伺った翌日から、旦那さんはiTSUMOの使用にいろいろ不安なようで、わたしの名刺の番号に1日30件ほどの電話かかってきました。その都度ご説明し「良くわかりました」と返答していただけ、数日かけて理解していただきました。

それから数か月、徐々に状況が変わりつつあり、ケアマネさんにも暴言を吐くようになり、ケアマネさんの会社にも1日数十件の連絡が来るようになっていました。
またこれまでと違い、自転車に乗って散歩するようになっていました。しかし、転倒などで怪我が絶えず、対策を検討していたところでした。

そして、ある日、いつものように自転車で散歩に出かけられ、溝にはまり、奥さんの仕事が終わる夜8時までそのままの状態で、奥さんが位置検索をするまで誰にも気付かれなかったそうです。

ご本人は入院し、その後、退院とともに施設入所となりiTSUMOは返却されました。

今回のことで、わたしはiTSUMOがどれだけお役に立てたのだろう?と考えさせられました。奥さんからは、「居場所がわからなかったら溝の中で死んでいたかもしれない。とても感謝している」と言っていただけました。しかし、何かもっと対策することで、在宅生活を継続できたのではないか・・・?ご夫婦にとって本当に良かったのか・・・?など悩みばかりです。

認知症の徘徊対策GPSのご利用事例52のイメージ

@DIMEさんでご紹介いただきました

小学館の最新の家電、スマホ、クレジットカード、クルマ、アプリ、日用品、各種トレンド情報、仕事術からグルメまで、すぐに使える情報が満載のライフハックマガジン@DIMEさんでGPSで認知症の徘徊対策GPS=iTUSMO(いつも) をご紹介いただきました。

https://dime.jp/genre/1211601/

居場所がわからなくなっても安心! 靴に装着できるGPS端末「iTSUMO」ということで、詳しくご紹介いただきまして、誠にありがとうございました。

前述しましたが、@DIMEさんでは、最新のトレンドが掲載されているので、興味深い記事が色々と載っているのでお勧めです。

認知症の治療について

最近、新薬開発のニュースが出たり、脳科学の解明がすすみ、認知症が治る病気になるのも時間の問題ではないか?という報道を目にします。

しかし、よくよく見てみると、今回の新薬も、これまでの薬の延長線上であり、つまり進行を抑える可能性がある薬という事のようですし、脳科学の分野でも結局今だに、認知症を発症するメカニズムは解明されていない現状です。

我々は薬というと万能と捉えがちですが、例えば、一番身近な「風邪」ですが、この予防も治療も消極的療法しかない現状を考えると、まだまだ研究が足りないのだなということがわかります。

逆に言えば、風邪などは免疫力を上げることで、体が自然に防衛を行う仕組みが備わっているので、極論を言えば薬に頼らずとも対策をとることはできます。しかし、認知症の場合、その原因がわからないということは、予防するすべがないということが問題なんです。

免疫力が一定の効果を示すという事は証明されおり、例えば「笑い」が認知症予防につながる研究などはかなり進んでいるようです。

しかし、免疫力だけで予防ができるというものではなさそうですし、いろんな要素が複合して発症するなら、ほかの病気と同じように、この先も完全に予防することはやはり難しく、どこまで行っても認知症になるリスクは存在するという事を理解する必要があるのだろうなと思います。

ともかく、今できることは、認知症になっても明るく生きていけるように、iTSUMOのGPSもその一部ですが、社会の環境をより良く整備することだと思います。

長雨と徘徊の関係について

これはあくまで私の個人的集計ですが、徘徊される方が増える時期と、減る時期があります。
日本は四季があるので、顕著に傾向があるように感じます。

まず、一番積極的に外出されるのは、皆さんご想像通りだと思いますが、春ですね。そりゃそうですよね、冬が終わって、花が咲き始め、外が気持ちよい気候になれば出かけたくなります。
では逆に、一番減る時期はというと、やはり冬ですね。これもご想像通りかと思います。

夏は意外と多いんです。おそらく日が長いので、朝一番や夕方涼しくなってからの外出が多いと思います。
秋は平均的ですね。特別多いわけでもなく特別少ないわけでもない。そんな感じです。

また、季節と関係なく、雨が続く季節も減る傾向にあります。やはり足元が濡れるの嫌ですからね。梅雨時期もそうですが、特に今年は雨が多いですから、そういう意味では今年は危険な徘徊が例年より少なくなっていればいいなと思います。

何度も言いますが、あくまで個人的集計です。しかし、実際に介護されるときにも、24時間365日気を張り続けることは難しいので、よく外出される季節と、あまり外出されない季節で、対応を少し変えてみるのも良いのかもしれません。

警察とiTSUMO(いつも)のGPSとの連携

うれしいお知らせがありました。お取引先の福祉用具店様から「地元の警察の方が協力していただくようになりました!」とのこと

少し詳しくお話を聞くと、以前からその警察では、徘徊で保護願が出されるたびに本当に必死に捜索してくださるそうなのですが、その労力がかなりのものですので、何か対策はないかと考えておられたそうです。

そんな時に福祉用具店様が警察の方にiTSUMOをご紹介くださったそうで、その良さを感じていただけた警察の方が、わざわざ会社まで来られて詳しく教えてほしいということだったそうです。

そこで、チラシをお渡ししていたところ、その後実際に保護された方にチラシを渡してくださり、福祉用具店様にご紹介してくださったそうです。それも何件も!

それだけその地域でたくさん保護願が出されることが驚きではあるのですが、警察の方からしても少し光が見えたようで、それがうれしいです。

全国の警察が同じように対応していただけるのか、それはわかりません。しかし、そういう地域もあるのだということは積極的に発信し、ほかの地域でも同様に広がっていけばいいなと思います。

若年性アルツハイマーとGPSについて

近年若年性アルツハイマーの方が、ご自身のことを語られることが増えてきており、とても良いことだと思います。

やはり「知る」ということが一番大切で「無知」から偏見や差別が生まれると考えていますので、こうして発信していただくことで、病気としてしっかり理解し、どう対応すればいいのか(実際はどうもしなくて普通に接することなんだと思うのですが)わかってくるのだと思います。

そんな中で、GPSの存在について、以前は管理や監視されるといった感情を持たれていた方が多く、抵抗感をお持ちだったのですが、最近は、積極的に活用することで、いざという時の「お守り」になるという評価をいただくようになってきました。

実際、若年性アルツハイマーの方は見た目にももちろんお若いですし、お困りであることが周りからは分かりにくい、つまり声をかけにくい雰囲気の場合が多いです。

そんな時、ご自身で、SOSを発信するためのツールとして、そして、ご家族がお迎えに行けるツールとしてGPS端末は非常に有効だと思っています。

よく「携帯電話があればGPSなんていらないのではないか?」というご意見をいただきます。その通りなんです。今は携帯電話にもGPSが内蔵されているので、位置情報を知ることができます。ただ、どうしても所持を忘れてしまう。そんなときのお守りとしてGPS端末なんです。保険のようなイメージをしていただくとわかりやすいと思います。

ともかく、認知症の方が、積極的に外出できるような社会が理想的だと考えており、そのためにGPS端末を積極的に使用する。そういう選択をしていただければ嬉しいです。

プラネット福祉用具アワード受賞

「福祉用具プランナー」の資格を有する会員で構成されている全国団体(プラネット)が、「革新性」、「普及力」、「支援力」の3つの分野から福祉用具を選定するアワードのうち「支援力」が評価されiTSUMO(いつも)のGPSが「一つ星」の受賞が決定しました!

アーバンテックも出展する「バリアフリー2021(第27回 高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展)」の初日、8月25日(水)に受賞製品の紹介と授賞式が行われることになりました。

このアワードは福祉用具の性能や品質、安全性についての知識を深めるとともに、開発メーカーに対して敬意と感謝を表すことを目的として行われており、会員の投票で「革新性」、「普及力」、「支援力」の3つの分野ですぐれた福祉用具を選定するものです。

という事で、このうち「支援力」で評価をいただいた事がとても光栄でiTSUMOはサポート体制がないとうまく使いこなせない機器なので、そのサポート(支援)の大切さが伝わったのだと思います。

最近は暗いニュースばかりでしたが、久しぶりに明るい話題を提供いただいた感じです。

当日(8月25日)はわたしが授賞式に参加し、受賞スピーチもさせていただくことになりました。

そんな場所では足がガクガクになっていると思いますが、精いっぱい務めさせていただきたいと思います。
もし、現地に来られる予定があれば遠くからチラ見してください。

認知症とコロナについて

昨年から猛威を振るっている新型コロナウィルスですが、自粛の1年だった2020年度も認知症が原因の徘徊で、警察に保護願を出される件数が増加しています。(約18,000人)

全世界がStayHomeと言っていたにもかかわらず、外出し、戻れなくなっている人がこんなにたくさんいるということがあらためて衝撃であり、より一層iTSUMOの必要性を痛感しました。

実際、iTSUMOの出荷台数もこの期間中も増加しており、事業としてはありがたいのですが、やはりこれが現実だということです。ご家族のご苦労は、新型コロナで疲弊しているうえに介護という状況で、しかも「見守る」という介護が本当に大変ですので「本当にお疲れ様です」という言葉を全国の介護者の方に伝えたいです。

特に今、施設の受け入れも難しくなってきており、在宅で何とか・・・というご家庭が増えていると思います。

まだまだ先が見えない状況ですが、我々にできることはiTSUMOをご紹介し、少しでもお役に立つようにサポートさせていただくことだと思っています。一緒に頑張りましょう!!

きらッコノート様でご紹介いただきました。

介護をもっと好きになる情報サイト きらッコノート様のホームページにて
GPSで見守る認知症の徘徊対策=iTUSMO(いつも) をご紹介いただきました。

https://job.kiracare.jp/note/article/20378/

ご利用事例やサービス概要などを詳しく丁寧にご紹介頂きました。
ありとうございました。

「きらッコノート」は現在介護の仕事をしている方、もしくはこれから介護士になりたい方の生活をより豊かにするための情報を毎日発信していく情報サイトです。介護士や介護士を目指されている方は是非ご利用ください。

プレスリリース「iTSUMO」専用のシューズが試験販売をスタート

GPS端末で認知症方の徘徊対策・見守りを行う「iTSUMO」(いつも)」専用のシューズが試験販売をスタートしました。これまでの介護靴とは全く違ったアプローチで作り上げた、大事な家族の安全をしっかりと守る新製品です。

詳しくはこちらから→https://itsumono-gps.jp/topics/2021/05/11/shoes/

プレスリリースはこちらから→https://newsrelea.se/BgRbrQ

プレスリリース「iTSUMO DOOR」のリニューアル

「iTSUMO DOOR」のリニューアルがプレスリリースされました。

今回のモデルチェンジでは、動力をUSB式に変更し電池交換が不要になったのが大きなポイント。
ブザーの音量調整機能も新たに搭載し、さらに使い勝手が良くなりました。

プレスリリースはこちらから→https://newsrelea.se/7yObr6

財経新聞様でご紹介頂きました

国内を中心とした企業・産業、株式市場やテクノロジーの最新ニュースを毎日配信。財経新聞でGPSで見守る認知症の徘徊対策=iTUSMO(いつも) をご紹介いただきました。

https://www.zaikei.co.jp/releases/1337933/

財経新聞はビジネスパーソンの情報収集に役立つサイトです。ぜひご利用ください。
ありがとうございました。

BtoBプラットフォーム業界chで紹介されました

業界や企業の最新動向がわかる。BtoBプラットフォーム 業界チャネルのホームページで
GPSで見守る認知症の徘徊対策=iTUSMO(いつも) をご紹介いただきました。
https://b2b-ch.infomart.co.jp/news/detail.page?IMNEWS5=2648994

BtoBプラットフォーム 業界チャネルは各業界の最新データやトレンドを網羅した業界レポートをはじめ、全国の企業が配信するニュースリリース、全国の展示会情報、全国約200万社の企業データベースを公開しています。セールスや経営企画、事業戦略にお役立ていただける情報サイトです。

ありがとうございました。

社会福祉法人 福寿会 ルーピンの里様でご紹介いただきました

鹿児島県肝属郡の社会福祉法人 福寿会 ルーピンの里様ののホームページで
GPSで見守る認知症の徘徊対策=iTUSMO(いつも) をご紹介いただきました。
https://www.ru-pin.jp/publics/index/62/detail=1/b_id=4/r_id=49/

ご利用者様お一人おひとりの心を大切にしたサービスで、自分らしく輝く毎日を過ごせるよう、サポートされています。

ご紹介ありがとうございます。

Mapionニュースでご紹介いただきました。

旬のトピック、最新ニュースを取り上げるMapionニュースで
GPSで見守る認知症の徘徊対策=iTUSMO(いつも)の新プロモーションビデオをご紹介いただいております。
https://www.mapion.co.jp/news/release/vp274561-all/

新プロモーションビデオでは、「iTSUMO」をサポートしていただいているたくさんの方の熱い思いをご紹介しています。是非ご覧ください。動画はこちらから→https://www.youtube.com/watch?v=gyiwmzfAA94&t=4s

ご紹介いただきありがとうございました。